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睡眠不足は病気の原因に

 

睡眠不足は病気を招く原因となります。

もちろん1日や2日の睡眠不足は、そのあと十分な眠りで補えば、全然大丈夫です。問題は、慢性的な睡眠不足。これが習慣になると、体内の糖代謝、ホルモン系に異常が起き、また免疫力が低下するために病気がちになります。

睡眠不足で病気になる場合、二つのルートがあります。

  • 免疫力が低下して、風邪やガンになりやすくなる
  • 高血糖、高血圧などから、生活習慣病を招く

つまり睡眠不足になると、比較的短期間で、かぜになったり感染症にかかりやすくなります。また、長い目で見ると、体内で着々と病気へと進んでいくということがあります。

睡眠不足と免疫力の低下

なぜ睡眠不足は病気を招きやすくなるのでしょうか?
その理由のひとつに免疫力の低下があります。厳密にいうと、浅い眠りが免疫力の低下を引き起こします。つまり十分な睡眠時間を取っていても、朝に熟睡感がなく、寝た気がしないという人は要注意。

反対にたとえ睡眠時間が4時間や5時間であっても、朝起きたときに熟睡感があり、爽快であれば、免疫力は高いと判断できます。それは大脳が十分休まっているからであり、深いノンレム睡眠を取れていると推測できるからです。

人には浅いレム睡眠と深いノンレム睡眠の二つの眠りがあることは、ご存じでしょう。人が寝入ると、まず深いノンレム睡眠が90分続きます。このときに、もっとも深いノンレム睡眠が現れます。寝初めの3時間は、比較的深くなります。そして、朝方に向かって徐々に浅くなっていくリズムとなっています。

朝に熟睡感がある人は、寝初めの3時間に深いノンレム睡眠を取れている人。
このときに大量に成長ホルモンが分泌されるのです。成長ホルモンには、さまざまな働きがありますが、そのうちのひとつに免疫力の増強があります。

つまり日中は働きづめの白血球たちが休んで、英気を養っている時間帯。
成長ホルモンの働きによって、リンパ球たちは、その力を回復させるのです。ですから睡眠不足は病気を引き起こします。免疫力が低下すると、ウィルスや細菌などの外敵にうまく対処できなくなるので、当然ですね。

また体内にがん細胞があっても、NK細胞などの攻撃力が衰えているので、がんを退治できなくなります。その結果、睡眠不足でガンになることが多くなるのです。

さらに睡眠不足がストレスとなり、自律神経を乱した結果、アレルギー症状を起こすことも考えられます。アトピーなどでかゆいと、寝れなくなって不眠症になりますが、それによる睡眠不足が、ますます病気を悪化させる悪循環となるのです。

一般的に、病気から睡眠不足になる場合は、このように寝れないことにより免疫力が低下して、ますます病状が悪化する悪循環となるため要注意です。

睡眠不足と生活習慣病

睡眠不足になると、まず血糖値、血圧が上昇します。
これは寝不足はストレスだからです。脳下垂体からストレスホルモンであるACTHが分泌され、副腎皮質ホルモン(コルチゾール)を分泌させます。これは体内のアミノ酸などから糖を作りだし、血糖値を上昇させます。

睡眠不足になると一日中、体内のコルチゾール値が高くなるので、高血糖になります。これが短期間ならば、いずれ睡眠不足が解消できるので、健康に悪影響はないでしょう。しかしこれが生活習慣になっている人は、慢性的な睡眠不足が病気を引き起こすことになります。

まず高血糖、高血圧、高コレステロール血症が続くと、糖尿病や高血圧症、脂質異常症(高脂血症)を招きます。睡眠不足で病気(生活習慣病)になるわけです。

これが慢性化すると、動脈硬化になります。
こういった状態は血栓を作りやすくなりますから、結果として虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)、脳卒中(脳出血、脳梗塞)につながりかねません。睡眠不足は病気の重大な原因となるわけです。

睡眠不足と病気のそのほかの例

睡眠不足と肥満

睡眠不足になると、肥満を招きます。
なぜかというと、満腹中枢を抑制するレプチンが減少するからです。と同時に満腹中枢を亢進させるグレリンが増加するからです。この二つの変化により、食欲が旺盛になり、どうしてもカロリー過多になってしまいます

これが続くと脂肪細胞が肥大し、さまざまな悪玉サイトカインが分泌されるようになります。このルートからも、睡眠不足による病気が引き起こされていくことになります。

睡眠時無呼吸症候群

睡眠障害のひとつに睡眠時無呼吸症候群があります。
これは睡眠中に気道が閉塞して、呼吸ができなくなる障害。これを放置していると、心臓や脳が酸素不足になり、ダメージを受けます。その結果、脳疾患、心疾患を引き起こす原因となりかねません。これも睡眠不足で病気になる例といえます。

睡眠時無呼吸症候群になると、睡眠中に突然死を起こす危険があるので、いびきがひどい場合は、早めに医師に診てもらうことが大切です。

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