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睡眠不足は脳の働きを鈍らせる

 

睡眠不足は脳の思考力を低下させる

睡眠不足は脳の働きを鈍らせるため、思考力が低下することは誰でも知っているでしょう。

寝不足になると、頭がボーッとして働かなくなります。
話しかけられても上の空だったり、作業中、大事なことを見落としたり・・・。
このとき、じつは起きながら短時間で睡眠を取っているといわれています。この数秒から数十秒の眠りのことを、マイクロスリープといいます。

世界のギネス記録で、17歳の少年が11日間、寝なかったことがあります。
しかし、じつは小まめなマイクロスリープを取ることで、脳はそれなりに休息していたといわれています。あまりに睡眠が不足しすぎると、本を読んでいても記憶が飛んで、一瞬眠っていることがあります。これは睡眠不足で脳細胞が壊れないようにするための、強制措置なのです。

睡眠不足は脳の働きを鈍らせるわけですから、思考力、判断力、集中力、記憶力がすべて減退します。そのため車の運転、工場での作業などは要注意です。

そのほか睡眠不足になると、やる気や元気がなくなったり、うつ状態になったり、悲観的になったりと、精神面にもマイナスの影響が現れます。睡眠は脳内の神経伝達物質なくしては語れませんから、当然といえますね。

睡眠不足は脳の視覚能力を減退させる

1965年に、アメリカのウェッブ教授がある実験を行なっています。
それは「3時間睡眠を8日間続けると、どういう結果になるか」というものです。
その結果、深い睡眠はそれほど減らなかったものの、浅いレム睡眠はかなり減少しました。そして視覚関連の仕事でミスが増えたそうです。

視覚関連というと、パソコンなどの事務作業、工場の作業、車の運転、勉強など、人間の活動すべてに関わっています。一瞬の見逃しや判断ミスが、重大な産業事故を招く危険があります。

睡眠不足は勉強の敵

睡眠不足は脳の働きを明らかに損なうわけですから、受験生は十分な睡眠時間を確保すべきです。もし睡眠時間を削ってまで、勉強時間に当てようと考えているのなら、それは間違っているわけです。

それは睡眠不足になることで、思考力や集中力、記憶力が減退するからです。
そうなると学習の質が著しく低下することに。長く勉強しているわりには、頭に入ってこないし、理解できないということになります。

また睡眠不足になると、眠っている間に行なわれている記憶の固定作業が不足してしまいます。人は浅いレム睡眠のときに、起きているときに学んだ記憶の整理を行なっているのです。深いノンレム睡眠は寝初めの3時間だけで確保できますが、浅いレム睡眠は、そういうわけにはいきません。一晩で4〜5回出現することによって、脳をメンテナンスしているのです。

受験生は、睡眠時間を確保することによって、日中の勉強の質がよくなります。
また夜に十分な睡眠を取ることで、短期記憶が長期記憶に変換されやすくなります。つまり勉強したことが、ムダにならずに身についていくということです。

これは勉強だけではなく、仕事の手順とか、スポーツの技能でも同じことがいえます。人は睡眠を取ることによって、そういった手順とかスポーツの記憶が整理されます。そして朝起きたときには、前日よりも上達することが分かっています。

睡眠不足は脳疾患の原因に

睡眠不足は脳疾患、つまり脳出血や脳梗塞の原因にもなりかねません。
寝不足になると、血糖値や血圧が上がります。これが慢性化すると、やがて糖尿病や高血圧症といった生活習慣病を招くことになります。

これらは血液をどろどろにし、血管内膜に傷をつけます。
そこに酸化したLDLコレステロールやカルシウムがたまると、血管の内腔が狭くなり、また硬くなってきます。これが動脈硬化です。やがて血栓が作られるようになると、それが狭い動脈のなかに詰まることに。それが心臓で起きれば、心筋梗塞に、脳で起きれば脳梗塞ということになります。

またバリバリに硬くなった動脈は、もろいため破れやすくもなります。
これが脳内で破れれば脳内出血、くも膜の下で破れれば、くも膜下出血となります。睡眠不足がすぐに脳疾患に結びつくというわけではありませんが、慢性の睡眠不足は脳疾患を、いずれ招いてしまう危険があるのです。

睡眠不足を解消するための方法とは?↓
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