睡眠不足の解消と対策TOP > 睡眠不足の解消法とは? > 睡眠不足の症状とは?

睡眠不足の症状について

 

思考力が低下する

睡眠不足の症状には、どのようなものがあるでしょうか?

説明するまでもなく、皆さんも一度や二度は睡眠不足の経験はおありでしょうから分かると思います。睡眠不足の症状の第一は、頭がボーッとして思考力が働かないことでしょう。思考力が衰えるのですから、判断力、記憶力、集中力なども同様に低下します。

そのため睡眠不足になると、勉強をしている学生にとっては致命的となります。
受験勉強のために睡眠時間を短縮してまで頑張っても、逆効果となりかねないわけです。浅いレム睡眠時には、記憶の整理を行なっているので、短期記憶が長期記憶にうまく変換されない危険性があります。危険の前日に徹夜して勉強しても、その記憶は、その日限りになりかねません。

そのほかの睡眠不足の症状

睡眠不足の症状としては、このように大脳の休息ができないことから、思考力が著しく低下します。そのほかに、考えられるものを挙げると・・・。

  • 倦怠感
  • うつ状態
  • ストレスがたまりやすくなる
  • キレやすくなる
  • 頭痛
  • 腹痛
  • めまい(ふらつき)
  • 貧血
  • 月経不順

などが考えられます。

睡眠不足の症状は、このように心身両面すべてに渡ります。
なぜなら睡眠の役割は、心身の疲労を回復することだからです。睡眠不足になって、十分な長さと質の眠りを取れないと、それがたったの一日であっても、心と体に疲労が残るのです。ましてや睡眠不足が慢性化すると、心身の疲労が蓄積してしまうことになります。

レム睡眠の不足の症状

レム睡眠は精神疲労の回復を担当しています。
そして睡眠時間全体に広く出現するため、ある程度の長さの睡眠を取らないと補えません。短時間睡眠法とか短眠法を実践している人は、この眠りが少なくなる危険があります

レム睡眠が不足すると、心の疲労が取れないわけですから、倦怠感やうつ状態という睡眠不足の症状が現れがちになります。そのほかレム睡眠では記憶の整理も行なっているので、前述したように思考力や記憶力なども低下してしまいます。睡眠不足の状態で授業を受けたり、勉強をしても頭に入ってこないので、学習の効率は著しく低下することでしょう。

このことから考えると、受験勉強や資格試験に挑戦している人は、短時間睡眠によって時間を作るよりも、十分な睡眠を取って、勉強の質を高めるという方向にシフトチェンジしたほうがよさそうです。

ノンレム睡眠の不足の症状

ノンレム睡眠は肉体疲労の回復を担当しています。
おもに寝初めの90分に、もっとも深く充実したノンレム睡眠が現れます。もう少し広げて言えば、寝初めの3時間がノンレム睡眠のゴールデンタイムです。この時間帯の睡眠が深く充実していれば、人は朝起きたときに「よく眠れた」と、熟睡感を覚えることになります。

ノンレム睡眠のときは、同時に脳の視床下部の下にある下垂体前葉から、成長ホルモンが分泌されます。その役割は、脂肪の燃焼、肌の修復、体(骨、筋肉)の成長、免疫力の強化の四つです。

睡眠不足になっても寝初めの3時間さえ取れていれば、ノンレム睡眠が不足する心配はあまりありません。しかし十分な時間寝ているにもかかわらず、熟睡感がないという人は、寝初めの3時間の眠りが浅いことが考えられます。睡眠は長さとともに、質も大切なのです。

そうなると睡眠不足の症状として、脂肪がたまって肥満になる、肌が荒れる(老ける)、筋肉痛がある、病気をしがちになるということになります。とくにダイエットを考えている人は、深い眠りを取ることによって、脂肪燃焼を促進させたほうがよいでしょう。

睡眠不足の症状が進むとどうなる?

睡眠不足の症状は、以上のように心と体で分けて考えることができます。
睡眠不足になる(睡眠時間が減る)と、脳の回転や心の状態に影響を与えます。
いっぽう十分な睡眠時間が取れていても、眠りが浅く熟睡感がなければ、体に影響が現れます。眠りが浅くても、じつは睡眠不足なのです。

こういった睡眠不足の症状は、眠りを取らないでいると、ますます悪化していくのは当然です。仕事で徹夜を余儀なくされ、ほとんど眠らなかった普通の人が、うつ病のようになってしまい、ついには自殺に追い込まれた事件もありました。

このケースでは、睡眠不足の症状としてうつ状態になり、精神疲労が回復できなかったことが理由です。同時に睡眠が3時間以下であったために、肉体の疲労も回復できず、心身ともに極限状態をさまよっていたものと考えられます。

そのほか、かつて不眠の世界ギネス記録に挑戦した17歳の学生がいました。
彼は11日と12分もの間、寝なかったそうです。もちろん厳密に言えば、わずかに脳を休ませるマイクロスリープは取っていたようですが・・・。

さて彼も成長期にあり若かったので、初めはスポーツをしたりして眠気を覚ましていたそうです。しかし、日を追うごとに集中力や思考力が衰えていきました。そして最終的には、幻覚症状や妄想を見るようになったそうです。

人がずっと寝ないと、究極的にはどうなるかが、これでわかりますね。
幻覚という睡眠不足の症状が現れるのです。言ってみれば、起きながら半分レム睡眠に入り、夢を見ているようなものです。先のビジネスマンの例でも、幻覚が起きて正常な思考ができなくなった結果だと思われます。

関連: 睡眠の症状
睡眠不足を解消するための方法とは?↓
>> 不眠症で悩まずにぐっすりと眠る方法

  ( 不眠解消サプリはこちら